昔ながらの味!ぬか漬けの作り方
ご飯のお供に最適な、ぬか漬けを自宅で作っておくと、毎日美味しい発酵食品を摂取できますので、購入するよりも自分で漬けてしまうのがおススメです!
手間がかかると思いがちですが、それほど大変な作業ではないのです。これから作り方をご紹介しますので、是非作ってみてください。
ぬか床を作る
まず最初に、ぬか漬けを漬けるために必要な「ぬか床」を準備していきましょう!
用意するもの
- 米ぬか(1㎏)
- 水(1リットル)
- 塩(130g・米ぬかの13%量)
- 昆布(15gくらい)
- 唐辛子(3本くらい)
- 捨て漬け野菜(適当に、くず野菜などを用意)
作り方
- 米ぬかを弱火で炒る。(生ぬかの場合はそのままでもOK)
- 鍋に水と塩を入れて沸騰させて火を止める(違う入れ物にいれて冷ます)
- ぬかを容器に入れて、冷ました塩水を9割分ほど入れて手でかき混ぜます。よく混ざってきたら、残りの1割の塩水を加え混ぜます。柔らかいお味噌のような感覚になればOK!
- 捨て漬け野菜をぬかに入れていきます。お好みで入れてしまっていいのですが、基本的に、大根やニンジンが多いです。大根は葉も入れて大丈夫ですし、カブやキャベツなどもOKです。
- 捨て漬け野菜が入ったら、ぬか床の表面を平らな状態にして、昆布と唐辛子を刺すようにぬかに入れます。(唐辛子のタネは抜いてください)
- ここから1週間毎日「朝と夜」2回の、ぬか床かき混ぜタイムが始まります。3日目には、かき混ぜる前に、捨て漬け野菜を新しいものにします。そしてまた毎日朝と夜によく混ぜ合わせていき、ぬか床を作ってから6日目にもう一度、捨て漬け野菜を取り替えます。(2回目の捨て漬け野菜の取り換えは、1週間後でもOKです)
ポイント
容器は深さのあるもので、少し大き目のものが良いでしょう。あまりに大きすぎると漬けにくいので、注意です。密閉できる蓋が付いていることがポイントです。
捨て漬け野菜で、ぬか床を発酵させる為には、20~25℃に保つと最適です。もしも寒すぎる場合には、少し発酵時間を長く見て、10日くらい捨て漬け野菜で慣らしていきましょう。
本漬け
用意するもの
きゅうり、なす、キャベツ、大根、カブ、ニンジンなどの好きな野菜
作り方
- 野菜を水洗いして、塩もみをしておきます。
- ぬか床に野菜を押し込むように、入れていきます。
- 全ていれたら、最後にぬかで覆ってしまい、表面を平らにしておきます。
- 1日経てば、食べごろになりますので、取り出して水でぬかを洗い流します。
ポイント
毎日食べなくても、ぬか床に毎日少しでもいいので野菜を入れてあげて、混ぜてあげましょう。ぬか床がどんどん発酵して、良い味わいをだしてくれます。
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